みんなが参加してつくる舞台

子どもはみんな誰もが主役になれる。ひとりひとりの個性が舞台の上できらきらと輝くことができる「劇団きらきら」。ここでは、障がいの有無にかかわらず、子どもたちそれぞれが互いに自然体で助け合っています。子どもたちの輝きは、その舞台の裏側にお母さんたちやボランティアの方たちによる献身的な支援によって、守られ育まれています。あなたも、障がいのある子とない子が力を合わせた舞台をぜひ観に来てください。きっと感動が待っています。

代表の子どもをきっかけとして活動を開始

発達障がいでふさぎがちになっていた長女を元気づけようという思いから、アマチュア劇団で活動していた過去の経験を生かして、1998年に3人の子どもと演劇を主にした活動を開始しました。活動当初から意識的に"障がいのある子もない子も”一緒に活動することをテーマとしています。2年ほどして長女の表情も明るくなり、その頃から、演劇には子どもたちを元気にする力があると再認識し、本格的に舞台の上で演劇をやりたいという気持ちが強くなりました。友人に声をかけ参加者を募ったところ、9家族・子ども18名が手を挙げてくれて、現在のような形で活動を再スタートしました。噂を聞きつけたり公演を観たりして入団してくる方もいます。当初は志免町在住者が中心でしたが、現在は福岡市のほうからも参加してくれています。現在は、児童部20人、青年部28人で活動しています。

2つのチームで活動

同劇団は、小学生~高校生対象の児童部と18歳以上の成人が対象の2チームで活動しています。入団は必ず親子で、子どもは入団したその日から役者の道を歩み、保護者はスタッフとして働きます。ただし、青年部に入団した健常者は保護者無しでもOKです。その代わり、役者とスタッフ、両方をやってもらっています。